クリスティーが貫禄勝ち
1993年9月18日 福岡・博多の森陸上競技場
この年は福岡ユニバーシアードの前景気を盛り上げるため博多で開催された。同年のシュツットガルト世界陸上男子100mの金銀銅メダリストが集結、会場は超満員だった。レースは世界陸上金メダルのリンフォード・クリスティー(英国)が貫禄勝ち。レース後に筋肉美を披露するパフォーマンスで会場を沸かせた。女子走り高跳びのステフカ・コスタディノワ(ブルガリア)は、シーズン世界最高の2m05で優勝した。
王者パウエルが猛抗議
1994年9月15日 国立霞ヶ丘競技場
男子110mH世界記録保持者コリン・ジャクソン(英国)がシーズン世界最高の12秒98で優勝。男子走り幅跳び世界記録保持者のマイク・パウエル(米国)は、ファウル判定に30分の猛抗議。王者の意地と大会への思い入れを感じさせる場面だった。
クリスティーが復活V
1995年9月15日 国立霞ヶ丘競技場
男子100mは、敬老の日にふさわしく、娘に子供が生まれ、35歳にして「おじいちゃん」になったクリスティが優勝。一度引退を宣言していたが、この日世界選手権王者ドノバン・ベーリー(カナダ)への勝利で翌年の五輪へ復活宣言。女子走り高跳びはインガ・ババコワ(ウクライナ)がシーズン最高の2m05で優勝した。
オッティがリベンジV
1996年9月16日 国立霞ヶ丘競技場
女子100mアトランタ五輪銀メダリストのマーリーン・オッティ(ジャマイカ)が、同金メダリストのゲイル・ディバース(米国)に雪辱して優勝。男子400mHでは山崎一彦(アディダスTC)が3位と健闘。五輪銅メダリストのカルビン・デービス(米国)に競り勝つと、興奮したファンが大ウェーブを起こした。
オッティがまたも雪辱
1997年9月6日 国立霞ヶ丘競技場
女子100mでオッティがまたしても雪辱した。今度は、アテネ世界選手権の金メダリストのマリオン・ジョーンズ(米国)を破り、「女王」の座を奪い返した。男子100mはフランク・フレデリクス(ナミビア)が制覇。男子やり投げはゼレズニー(チェコ)が6連覇を達成した。引退したルイスは中学生とのエキシビジョンレースに登場。大会を盛り上げた。
室伏が3位で素質をアピール
1998年9月19日 国立霞ヶ丘競技場
男子100mはアト・ボルドン(トリニダードトバゴ)が、モーリス・グリーン(米国)、フレデリクスらを押さえ優勝。89年以来の開催となった男子ハンマー投げは、若き日の室伏広治(ミズノ)が自身の日本記録にあと50cmと迫る76m15で3位に入った。
伊東浩司が点滴打ち激走
1999年9月15日 国立霞ヶ丘競技場
男子100mでアジア最速の伊東浩司(富士通)が激走。「世界の強豪や、お金を払って見に来ているファンを前に、体調不良を理由に欠場する日本人が多すぎる」と苦言を呈し、連日点滴を打ちながら気力で出場した。レースはグリーンが10秒35で制した。